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上ホロカメットク山・避難小屋からのピークハント

上ホロカメットク山の頂上に登るルートは、十勝岳温泉側のルートと、上ホロカメットク山避難小屋からの2つのルートがありますが、上ホロカメットク山からピークハントをする場合、少し頑張りが必要な箇所があります。

写真の「※」の短い区間ですが、どこに足をかけようか、いつも悩みます。
私は大きな岩の左側から、ハイマツ沿いのルートをとって昇り降りしています。
足をかける歩幅は少々広くなりますが、両手を使って大きな岩で動かないことを確認しながら
へばりつくように登ります。トレッキングポールはこの区間は使わず、邪魔にならないように縮めます。
写真は6月初旬でしたので、雪渓が残っており、雪渓の最上部がトラバースするルートでした。
雪解けもあり、登りはじめは泥で緩んだ足場になっていましたが、夏時期は土面が足を滑らせるポイントです。
出来るだけ浮石を踏まないように、大きな岩を確認しながら進みます。
下山の際は、背面になって岩をしっかりホールドしながら足の置き場を見つけて下りるほうが楽に感じました。
正面きって下りたこともありますが、下りるときに足に大きな負担がかかってしまい、筋力温存を図るなら背面下りかな?と思っています。

※このルートは少し危険なので、避難小屋から上ホロカメットク山の中腹に抜けるルートを選んでも良いと思っています。ハイマツの中を縫うようにとられたルートで、晴天の夏でも足元は濡れ、距離を多く歩きますが、危険度は下がります。かみふらの岳と上ホロカメットク山の中間くらいの分岐点に出ますので、そこから上ホロカメットク山に登るなら両手を使わず登ることができます。

雪渓をトラバースして大きな岩の奥にある、ハイマツに沿って登り下りするのが私の選ぶルートです

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