十勝岳

十勝岳の視察へ

5月初旬 十勝岳はまだ雪が残っている
十勝岳の山行撮影同行サービスができる状況かを判定するために
撮影機材をもって山頂に向かう

十勝岳避難小屋までは、数か所に雪渓を踏んで上ることになるが
朝5:00のスタートだったためか、雪が適度に固く歩きやすい
(下山時 14:30頃に同じ避難小屋から下りたが、膝上まで雪に穴をあけてバランスを崩すことが3回、柔らかさから言ってワカンをつけていても似たような状況になったと思われる)
左斜面へ取りつく上りに入り、黒曜石に埋め尽くされる手前の斜面が日陰になっていた影響もあり、雪が氷状になって固くしまっており、つま先で蹴っても踏み場所をつくれず、前日に付いたであろう踏み後に沿って足を運ぶことになった、この時点でアイゼン装着が必要だった

黒曜石を超えて、すり鉢火口に到達すると薄っすら雪がある程度で、最後の急坂まではアイゼンなしで歩けたが、この日の風向きがちょうど急坂の手前のなだらかな所に向かっていたので、火山灰と硫黄の臭いの中でアイゼン装着は身の危険を感じるので、早めに装着
急坂は直登する人の踏み跡ばかりであった
尾根に近づくと、十勝岳の強風と硫黄と、かなり細かい灰を感じる
少し尾根から下の位置にトレースをとり、山頂にたどり着く

今回は三脚と予備カメラ、予備レンズを省き軽量化して登頂した(水は4.5L持ってきたが、使用したのは2L)
急坂から山頂までは雪山のため冬装備が必須

計画では上ホロカメットク山まで縦走しようと思っていたが、稜線の雪の残り具合と気温が上がって来ていることから、ツボ足で雪道に穴をあけて歩くことが想像できたため、十勝岳のみで下山することを決め下山

山行は可能だと判断(冬山仕様)、撮影機材は軽量化が必要、今回、夏山のように熊スプレーを持ったり、スピードライトを増やしために装備が意外とかさばった 持参しなかったがビデオ三脚はやはり課題、軽いものを検討しなければならない

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