• 致知6月より~長の一念

    長の一念より

    致知:6月号より~長の一念
    なぜ自分が選ばれたのか分からない。
    ただ一つ、これかなと思うものがある。
    それは、ここを離れないという一事。
    どんなことがあっても、ここから離れない。
    ここを見限らない。
    ここに踏みとどまる。
    自分が貫き得たのはこの一つ。
    匠eyes
    私の友人が、南三陸町で津波にあい命を落としました。
    遺体は見つからず、葬儀が行われることになりました。
    奥さまから、弔辞をお願いされ、数十年ぶりに仙台に降りたとき、
    空港から見える様々な風景が、変わり果てておりました。
    積み上がった車、がれきの山。そのときは、JRも復旧していませんでしたので、
    バスから見えた、仮設住宅。遠く陸地に打ち上げられた舟。
    そんな、海岸近くの風景から仙台市街に入ると、震災後の復旧のために、
    たくさんの人や物が動いていたのでしょうか、ひどく賑わっているように
    目に映ってまいりました。
    友人の葬儀の前に、近くのキリスト教会にたちより礼拝に参加し、
    ボランティアの人たちが宗教問わず入ってきていることを知りました。

    そして、友人の葬儀に参列して、弟さんから友人の最期を聞きました。
    津波がきたときに、一時は屋上に避難したらしかったのですが、
    自社のサーバー(システム)が心配になり、階下へ降りていってしまったのだそうです。
    屋上に逃げた人も全員が助かったわけではなく、一部の生存者の方が
    兄の最期を教えてくださったと伺いました。

    私は、友人も立派だったが、弟さんも、
    残された奥さまも本当に立派だと感服いたしました。
    誰一人、「屋上に残ってれば良かったのに」と言わないのです。
    私と参列した友人は、
    「何で戻るかな・・・」とサーバーがある階下へ戻ったことを
    悔やんでおりましたのに、
    奥さまはそのことを、最後まで口にされておりませんでした。

    「どんなことがあっても、ここから離れない。
    ここを見限らない。
    ここに踏みとどまる。」
    私は、友人からこのことを最後に教えられたのだと思っております。

    ・・・覚悟を決めて信念と貫く・・・

    残されたご家族にも、被災地の方にも私ができることを数えれば
    たくさんございます。

    しかし、出来ることは、今与えられている自分の責務に対して
    覚悟を決めて行うことに他ならないと、覚悟を迫られたのであります。
    友人が貫いた一念。
    私がその意志を継いで、一灯となる。

    仙台から帰る道のりで、自分に言い聞かせた思いが蘇るのでございました。

    傾聴し練達することで、ホームページの運営の真価を問います

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    深く、あくまでも誠実であれ。・・・何故なら、一人の人間にとって深く真実であるものは、
    全ての人にとっても、そうだからである。

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